Waltz for Debby
わりと有名なジャズ・ワルツですね。これはピアノのビル・エヴァンスが、お兄さんの娘のデビーのために書いた曲。
何故これを聴いているかと言えば、映画「大停電の夜に」を観てきたので。映画のなかでこのアルバムがちょっぴり重要な小道具として出てきました。でも「Waltz for Debby」はかかっていなかったかも。この映画のテーマ曲だったのは、「My Foolish Heart」。(同じアルバムに入っている曲です。私は持っていませんが)
映画のなかの、キャンドルショップとジャズバーが向かい合っていた狭い路地、どこかニューヨークっぽくもあり、ちょっと懐かしい匂いのする空間で(NYに行ったことあるわけじゃないけどね(^^ゞ)、たくさんのロウソクの明かりが似合っていました…。
人工衛星マニアの少年が、明日手術をするというモデルの女の子と古い天文台で見上げた東京の夜空。満天の星。
彼が言っていたように、東京の夜空に星が見えないのは、スモッグとか排ガスのせいもあるかもしれないけれど、いまはほとんど街の明かりのせいなんだろうなぁ。要するに“光害”。(という言葉は、不思議にも最近、トンと聞かなくなった気がするけれど…)
近頃流行りのライトアップがいけないというんじゃなくて、むしろ、普通の街灯などの、空に無駄に放射されている明かりが問題なのでは? 街灯の明かりを空へ漏らさないようなカヴァーをつけるとかして、それを抑えるだけでも、東京でももっと星がたくさん見えるようになるんじゃないかと、思ったりしますが…。
それから、毎年クリスマス・イヴの夜に、アメリカとカナダの軍隊がボランティアで、サンタの飛行ルートをレーダーで観測してネットに乗せているという話が出てきたけれど。→こちらのサイトですね。(URLにもあるnorad(ノーラッド)というのは“北米航空宇宙防衛司令部”のこと。こういうサイトを作っているって、ちょっと粋でお茶目かな?)
それでふと、私は、じぶんが持っているトナカイの本を思い出しました。いまそれを開いているところ。これ、英語の本なんですが…。(だからほとんど読まずに眺めているほうが多い…^_^;) サンタのソリの図解や、サンタの世界飛行ルート図、サンタのソリが街の上空を飛んでいく“目撃”写真なども載ってる、そんな本なんですけどね。