星と自転車

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季節

もうすぐお月見

 今夜は上弦の月。この月が満月になる7日が十五夜…ではなくて、その前日の6日が十五夜、中秋の名月(旧暦8月15日)です。
 天文学上の満月(月齢15の月)と暦の十五夜が一致しないことがあるのは、地球の周りを廻る月の軌道が楕円軌道で、月の速度にブレがあるから。
 満月には少々欠けた月を見る、お月見となりますね。
 
 今年は10月にずれ込んで、遅めの十五夜。
 私の経験から言っても、十三夜に比べて十五夜の空が晴れることは少ないのですが、今年はどうでしょう?

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さんぽ・たび

世界ふれあい街歩き

 これだけは欠かさず見る!というTV番組がいまはほとんど無い私。そんな私が、これだけはほんとうに毎週楽しみな番組が、最近ひとつ、できました。
 それが、この「世界ふれあい街歩き」。私は水曜日の深夜(木曜日午前0時~)NHK総合で放送されているのを見ていますが、総合テレビで放送されるようになったのはたぶん最近で、以前はハイビジョンとBS-2だけで放送していたのではないかと思います。
 衛星放送でやっているのは以前から知ってたのですが、ただ番組を見たことはなくて。(放送時間が私の視聴時間帯と合わなかったため)
 総合で放送されているのを知ったのも、あるときザッピングしていて偶然に、でした。

 普通の旅番組だと、タレントさんなどが案内人となって街の見どころをガイドする、みたいなパターンが多い、というか、それがほとんどだと思います。が、この番組はそこがちょっと違う。
 案内人は表立っては出てきません。歩くのはカメラ。カメラの視線。ほんとうに散策という感じで、クルマなどに乗ってではなく、あくまで徒歩での移動です。なので、ほとんど自分自身の目の高さで街を歩いているような感覚。
 それも名所旧跡を訪ねて、というよりは、かなり行き当たりばったりな散歩。気が向いた路地があれば入っていって、気になるお店があればちょっと覗いて、おや?と惹かれたひとにはとりあえず声をかけてみる。そんな好奇心の赴くままなお散歩です。この方法がかなり楽しい。

 ナレーター(これは毎回変わります)の語りも、ガイド口調ではなく、気の惹かれたものに対して「あれは何なんでしょうねぇ?」とか、「いったいこのおじさん、どこへ行くんでしょう?」みたいな調子です。普段じぶんがお散歩しながら、心のなかで、ときには思わず口に出して言っているようなセリフ、というかお喋りそのままみたいなので、ここがさらに親近感の湧くポイントです。

 旅番組というより、これはまさに気ままな“お散歩”番組。

 昨夜のお散歩地は、中国の麗江でした。雲南省の高原地帯、2400メートルという標高にある、少数民族ナシ族の古い都です。
 細い路地が縦横無尽に入り組んでいる石畳の街。お散歩するにはかなり楽しそうな街。

 水路が続く街を歩いていると、向こうから子どもたちが坂を下ってくる。あの子たちはなんだろう? 小学生かな? あちらに学校があるのかな? 
 カメラは行ってほしいなと思うほうへ行ってくれる。で、道の奥へ進んでいくと、果たして学校が。校門のそばで子どもたちの群れが屋台を囲んでいます。それぞれ手にした紙コップのような容器にはなにやらゼリーのようなものが入っていて、子どもたちは思い思いにそのうえに台からトッピングをすくってはかけている。
 あれって、もしや愛玉子(オーギョーチー)では?!と、とっさに私は思ってしまったのですが。中身の詳細については追求が無かったのでたしかなことはわかりません。

 校門を入った学校のなかにも屋台が。麺?の入った容器とフランクフルトのようなものを持った女の子。唐辛子ソースをた~~ぷりとそのフランクフルトにかけること。辛いの大好きな子なんですね、きっと。

 空の色とおんなじ青い服に身を包んだおばあちゃんたちが木陰でお喋り。空の色はナシ族の色なのだとか。こういうふうに集まってお喋りするおばあちゃんたちって、どこの街にもいるみたいです。
 
 麗江は水路がたくさん走る街。飲料用・野菜洗い用・洗濯用と分かれた、3つの目を持つ井戸、三眼井があちこちに。日本にもこれと似たような施設のある街あったんじゃないかなぁ、と思ったり。

 ナシ族の古い琵琶を持って歩いているおじさんに出会い、ついて行くと、とあるお寺に、同様にいろいろな古楽器を持って集まったおじさんのお仲間が。でも、おじさんたら、「おまえ遅刻だよ」なんて言われてる。
 年代もさまざまな男の人たちが全部で12人。古楽器を演奏するのが好きな人たちの集まりなんでしょう。時々こうして集まってはナシ族の民族音楽を演奏して楽しんでいるようです。
 まるでおじさん版十二楽坊だなと思ったら、桂文珍さんのナレーションも「中年十二楽坊といったところですな」。やっぱり思うことはおんなじだ。(笑)
 なかにひとり、月琴のような弦楽器を弾いているひとがいて、思わず目が行ってしまいました。あれはたぶん、月琴だったんじゃないかな~。

 路地を巡りめぐって、萬古楼(ワンコーロー)という立派な塔のある山にも登り。ここは麗江の街を一望に見下ろせる絶景ポイント。鳥かごを持った人たちが集まり、それぞれの鳥自慢をしたり体操をしたり、ひとびとの憩いの場所なんですね。

 前回のベルリン編のときは見ている途中で寝てしまってましたが。(つまらなかったからじゃなくて、そのときは単に眠気に勝てなかったからです) その前の、ハバナ編では、気高いホームレス、“パリの紳士”の話が印象的でした。もう亡くなったひとなのですが、街では彼の銅像まで建てて、いまだに敬意を払い、みんなが彼を愛している。彼についての歌まで作られていて、みんながそれを口づさんでいる。なかなかいい歌だったし、なかなかいいお話だったな~と。

 この番組、私はまだ数回しか見てませんが、それぞれに印象深いお散歩を味わえました。知らない国、知らない都市なのに、見終わったあとには毎回、まるで自分がそこへ行ってお散歩してきたかのような充実感さえ感じます。

 お散歩好きな方ならぜひ。お勧めです。

 番組サイトはこちら

さんぽ・たび

サイエンスツアー第2弾

 9月初旬というと、普通なら、まだ残暑厳しいころなのに、きのう・きょうと、湿度が低めで、気温は高いのに空気がどこかサラッとしていて、空も高い。まるで10月の秋晴れの日みたいで、気持ちが良かったです。

 昨日は、知人のNさんを訪ねてつくばへ。と言っても、行きにはNさんの車でお迎えしてもらったのですが。Nさんに会うのはほぼ1年ぶり。昨年夏、つくばエクスプレスが開通したときに訪ねて行って以来です。

 今回は、昨年も乗ったサイエンスツアーバスの別ルートを巡るというのが、目的のひとつでした。昨年はJAXA(筑波宇宙センター)と産業技術総合研究所・地質標本館を巡るコースに参加したので、今回は国土地理院方面を巡るコースにしよう、ということになっていました。

 サイエンスツアーバスは、つくばにある研究施設を1日乗り降り自由で周遊できるというもの。TXが開通して以来、東京からやって来るお客さんも多く、けっこう人気があると聞いています。先日までは夏休みだったため、家族連れも多く参加していた模様。

 ついでの余談。TX開通以来、筑波山へ行くひともだいぶ増えたらしいです。私が3~4年前登った時は、展望台の辺りの崖が一部崩れていて、ロープなんか張ってあったりして、ちょっと寂れた感じになっちゃったし、なんだか危ないなぁと思ったものでしたが。
 最近TVで映ったのを見たら、それもどうやら修理されてたみたいでしたから、おそらく大丈夫なのでしょう。でも、筑波山へ登る道路は相変わらず狭いし、車は混んでることが多いと思われ…。不満に思うお客さんもいっそう増えたのじゃないかな?(と、老婆心)
 筑波山には、裏にもいい道があるんですけどね。でもそこは車もほとんど来ない道。地元の人以外にはあまり知られてないんだろうなぁ。

 おっと。つい余談に熱が。^_^;
 
 さて、ツアーバスには、ガイドのおじさん(この方も元つくばの研究者)が乗っていて、ちょっとした説明もしてくれました。おじさんの話によると、つくばの人口は約20万、そのうち1割が研究者だとか。まさに、犬も歩けばナントカ…って感じで、研究者の方々が暮らしているんですね。
 「昆虫を研究してる人、土を一生懸命掘ってる人…いろんなひとがいる」そうです。「君たちも将来ここに来るかもしれないからね」と、おじさんは、たまたまバスに居合わせた家族連れの小学生の兄弟に、熱意をこめて喋っておりました。

 やがて緑の並木のむこうに、大きなパラボラ・アンテナが見えてきました。(デジカメ持参するのを忘れて、今回は写真が撮れなかったのが残念) そこが国土地理院の敷地。そのなかにあるのが地図と測量の科学館です。

 科学館の入口を入ってすぐのところに、青・赤の立体視めがね(むかし雑誌の付録によくあったようなアレです)で見ると、立体的に地形を見ることのできる、床一面の大きな日本地図がありました。これがなかなか面白かったです。富士山の大きくえぐれた穴(大沢崩れ?)やアルプス山脈の瘤のような盛り上がりが印象的だったり、意外にも浅間山がかなり尖った地形の山だとわかったり、関東平野はやっぱり相当広いんだ~と感心したり。
 あとで展示室のあるビデオを見たら、その立体視めがね、ただのおもちゃというのではなくて、実際、国土地理院の仕事にも使われているようだったのが驚きでした。

 2階に続く展示コーナーでは、航空写真から地図を作る、図化機という機械のしくみが面白かったです。地図がどんなふうにして作られるのか初めて知りました。かなりためになりました。地図と測量の歴史や、点字の地図、伊能忠敬が作った日本地図の複製(現在の地図と比べても遜色ないほど。高い測量技術があったことを感じました)、江戸時代の絵地図、画面に触ると自在に動かせる3Dマップや、地震の起こるしくみがわかるプレートテクトニクスの模型、さまざまな測量機器など、興味深い展示がいろいろ。

 楽しかったのは、前方に立っているたくさんの鉄柱を目測して距離・高さ・角度などを当てる測量ゲーム。私はけっこういい線行って(ピタリ賞のビンゴも1回♪)かなりの得点をゲット。

 一角に、皇居を中心にした東京の地図の、現代のものと明治10年代のものとが並べて展示されていたコーナーがありました。当時皇居の周りには陸軍関係の施設が多かったのだなというのに加えて、印象的だったのが茶畑の多さ。いまの赤坂・四ッ谷・信濃町付近、ほとんど茶畑・茶畑・茶畑…。こ~んなにお茶畑だらけだったなんて~、そういえばあの辺は段々畑のような地形だし、お茶栽培には向いていたのかも~、と非常に面白く思えました。

 展望室からは、例のパラボラアンテナ(VLBIアンテナ)や測地観測塔、測量用航空機「くにかぜ」などが見下ろせました。

 2階から降りて隣接する庭に出ると、中央に地球ひろばという大きな模型がありました。これは、20万分の1という縮尺で作られた、直径22mの日本列島の球体模型。この上に立つと、高度300kmの上空から見下ろしているのと同じことになるのだそうです。 
 ここでも親切に説明してくださる元研究者のガイドの方がいらしたのですが、その方が拡げた実物の20万分の1の地図を重ねると、緯度経度で仕切られたひとつのマス目にサイズがピッタリ一致! おぉ、ほんとの縮尺なんだ~と実感。

 日本列島の周辺のみを切り取っているだけなのに、そうなだらかな球体には感じられず。地球ってこんなに急斜面なの?! 沖ノ鳥島のほうへ下がってみると、日本列島はまるで見えなくなってしまうのでした。
 周囲の芝生に、世界のいろいろな都市の方向を示すプレートが立っています。(ガイドの方の話では、むかしはそれよりもっとたくさん立っていたらしいです) ワシントンD.C.が思っていたよりずいぶん北寄りだったのが意外に思えました。

 国土地理院でかなり長居をしたあと、ふたたびサイエンスバスに乗車し、つくば実験植物園へ。こちらは以前にも入ったことはありましたが。閉館時間まで、サバンナ温室や熱帯雨林温室などを覗いて歩きました。

 そう言えば、きょう9月3日は、高エネルギ加速器研究機構が一般公開される日だったのでした。地元の駅構内でそのポスターを見かけて知ったのですが。これにいつか行きたいね、と友人と話したのは去年のことだった気がします。 

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