星と自転車

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季節

1年の終わり


 きのうは季節はずれのカミナリと雹の降る、ヘンなお天気。でもきょうは天気も回復。

 奥まで冬の陽射しが射し込む窓辺で、ルクリア(アッサムニオイザクラ)が咲いている。この写真は9月の頃戸外で撮ったものですが、霜が降りるようになる前に部屋のなかに取り込んでおいたら、いまでも花が満開。そして名前の通り、甘い匂いがしている。桜にも似た花で、ここだけ春のよう。私の最近のお気に入り。

 朝だけの霜のビーズのアクセサリー。
 アネモネの葉が霜で斑入りの葉に変身していた。
 陽が射してくればこの飾りはあっさり消えてしまうけれど。

 





 
 こちらは庭に地植えにしているイチゴ。
 おんなじように霜の縁取り。
 こちらはなんとなくネコの舌のザラザラ模様のようだ。

 春のころプランターに植えていたイチゴを、夏が過ぎてから花壇に降ろしてみたら、なんとなく生き延びて?こんなふうに紅葉してる。イチゴは寒さに強い植物なのかな。これで来年も実をつけてくれたらたいしたものだけど。

 12月はずっときょうまで仕事が忙しかった。でもそれももう終わり。
 10月・11月は耳鳴りのキツイ日が多かった。きょうは耳鳴りも遠のいている。耳鳴りが遠のいたまま1年を締めくくれるのは、なんだかよい気分だ。来年もこういう調子の日が多くあってくれることをせめて願おう。
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本・音楽・映画など

めがね

 映画を観てきました。この年末の忙しい時期に。(苦笑) いや、この忙しい時期だからこそ。私にはいまこれを観ることが“必要”だったんじゃないかと。無意識にじぶんのなかで何かがそうささやいていたような。
 何の予備知識も入れずに観に行きました。TVで流れていたスポットは何度か目にしたような気もしますが。それぐらい。

 「めがね」 ― 「かもめ食堂」の監督・キャスト(小林聡美さんやもたいまさこさんが出演)による作品です。
 終わった直後にもう1度じっくりのんびりと観たいと思ってしまいました。(入れ替え制だからできませんでしたが) いや、DVDになったら手元に置いてときどき観返してもいい映画かな。

 ストーリーといえるようなものはあるようなないような。でも、たぶんこれはストーリーを観る映画じゃないんでしょうね。

 「かもめ食堂」もそうでしたが、登場人物たちのそれぞれの詳しい背景はあまりよくわかりません。
 携帯電話の通じない島(ここもポイントですね)に、重そうなトランクを引きずってやって来るタエコさん。彼女は、あとから追いかけてきたヨモギくんに「先生」と呼ばれてます。でも、どういう先生なのかはよくわからないし、ふたりの関係もいまいち不明。ハルナさんが高校で生物を教えている、というのは具体的に語られたことのひとつかと思うけれど、彼女ももともと島のひとではないらしい。ユージさんも、サクラさんのかき氷に出会わなかったらコージと一緒に島にいなかったかもしれないことを匂わせているし。(それにしてもコージったらじつは♀だったのか…) 春になるとやって来るサクラさんにしても、そもそもどこからどうして島に来てかき氷屋を始めるに至ったのかは、まったくわからない。
 でも、そういうことはあんまり重要なことじゃないんでしょう。

 映画を観た後、ゆっくり小豆を煮てみたくなりました。(小豆煮るの、じつは大好きです。最近も…といっても、ちょっと前ですが…小豆を煮ました) 小豆を煮ながらサクラさんは言います。「あせらないこと。そうすればきっと…」

 それに、サクラさんのかき氷も。じぶんでも作って、食べてみたくなりました。
 あのかき氷機が良かったなぁ。(そこに“月”をふと見つけてしまったし) 子どものころにかき氷屋さんでよく見かけた鋳物製の。透きとおった硬そうな四角い氷を真ん中に据えて、手動でハンドルを廻してシャリシャリシャリシャリ削ってゆく、あのかき氷機。

 民宿ハマダの朝食。和のときも洋のときもありますが、朝食がじつに美味しそう。とくべつご馳走が並んでるってわけでもないのに。ごくまっとうな、あたりまえの品々が並んだ朝食なのに。ん? まっとう、だから、美味しそうだったのか?

 それに、ユージさんお手製の梅干。「梅はその日の難逃れ」って。むかし、そういう言葉を、私も祖母か誰かに聞いたことあった気もする。真似てこれから習慣にしてみようかな。(^^) 
 そういえば、映画を観る前に何の気なしにぶらぶらと覗いていたキッチン雑貨のコーナーで、「お、これ」と思うようなガラスの梅干壺を見つけました。けっこう惹かれる梅干壺だったのですが、あれも何かの偶然かな? 

 そうそう。編み物も。「編み物は空気も編むって言いますよね?」ってハルナさんのセリフ。なかなかうまいこと言うなぁ。

 何を勧められても「けっこうです」と辞退していたタエコさんが、しだいに“たそがれる”ことができるようになったとき、その言葉が彼女のなかから自然に消えていったんでしょうね。

 マリン・パレスを逃れるように去ってきたタエコさんが、疲れて道で休んでいたときにキコキコとさせて現れたサクラさんの自転車。計算された演出って気もしますが、そのうしろに乗るとき、あの重そうなトランクをタエコさんが置きざりにしていったシーンが印象的でした。
 サクラさんの古びた三輪自転車(ユージさんがたらいに水を張ってタイヤチューブの空気漏れを調べてたくらい中ブルの自転車)の後ろに乗せてもらえることがすごく“名誉”なことみたいなのが可笑しい。歩いたほうが速いような、カメのようにの~んびり走る自転車。

 印象的、といえば、メルシー体操も。一種のラジオ体操みたいなもの、と言えばいいんでしょうか。その振り付けもユニークでしたが、音楽が3拍子。体操の音楽といったら4拍子でしょ、と思ってたので。それも「僕の叔父さん」みたいなむかしのフランス映画にでも合いそうな音楽で。私のなかではそれがなにか面白かった。

 プラナリアの話から“永遠”について考えることもできるんだな。結局いのちはいつか尽きる。だから“いま”がだいじなの。そう思う。前にも少し書いたように、時間がお金と違うのは、貯めることが出来ない、ってこと。お金なら銀行に預けたり、節約も出来る。でも時間は違う。時間はそういう性質のものじゃない。だから…。
 (かと言って、何かを常時し続けることで時間を“埋め尽くす”っていうのも、何か違う気がしますが。そうではなくて…)

 ミヒャエル・エンデの「モモ」を思い出します。「モモ」では、“灰色の男たち”にうまいこと言いくるめられて、人びとは時間貯蓄銀行にじぶんの時間を預けてしまうのですが。そしてかえって忙しくなっていったのに、誰もそのわけすら気づかない。忘れてしまう。
 「節約した俺の時間はいったいどこへ行くんだろう?」床屋のフージーさん(だっけ?)はあとからふとそう疑問を漏らすのですが。

 映画のなかでいちばん気になったのはヨモギくんが海辺で呟いていた詩のような言葉。ドイツ語らしいってことは、発音の感じからわかったのだけれど。対訳も何も字幕には出なかったから。
 で、こういうことはネットだろう(笑)と思って調べたら。どうやら、エンディングで歌われている歌のドイツ語訳らしいです。(このエンディング・テーマを歌っているのは大貫妙子さんでした)
   
 “たそがれる”ってどういうことでしょうか。ユージさんがタエコさんに「ここにいる才能」って言っていたように、それはひとつの才能? それが容易にできるひと(サクラさんのように)とそうじゃないひとと、っているのかも。でも、タエコさんのように、“たそがれる”つもりで島に来たわけではなくても、じぶんでは気づかぬうちに、内側にその才能を潜ませているひともいる、のかも。あんなに大ざっぱなユージさんの地図が“読めた”彼女だから。
 ”たそがれる”ことが才能ならば、それは“時間を味わう”才能かな、なんて私は勝手に思いました。

 これはいわゆるスロー・ライフの映画? 私はそうは取らなかったのですけれど。じぶんもときどき(しばしば?)自然に“たそがれて”いる気がするから?(笑) 

さんぽ・たび

千葉市科学館

 昨日、千葉市科学館へ行って来ました。
 池袋のサンシャインシティ文化会館で明日17日まで開催中の東京ミネラルショーにも行きたいところだったのですが、今回はこちらに。(ミネラルショーではシベリアンマンモスの全身骨格も販売、ってあったけど、そういうのは誰が買うんだろ? 買うのはいいとしても、置くのはどこに?^^; そういえば、千葉市科学館のミュージアム・ショップではマンモスの毛の標本を見つけた。ちょっと買ってみてもよかったかな?)

 東京へはなにかとちょくちょく出かけても、千葉県、となると、めったに足を踏み入れることはなく。なので、それはちょっと“新鮮”な気持ち、でした。千葉駅を降りたとたん、目の前の大きな橋脚に、「おぉ、千葉モノレールだ~♪」と思ったり。
 千葉も、それとな~く坂、の町でした。時間があればもっと街自体のお散歩もしたかったな。

 科学館へ行く前に、市の美術館にも寄りました。科学館オープンに関連して「星を探して」という企画展が開催中だったので。
 こじんまりした展示会でしたが、かつて本館「ファンタシウム」の「月見る月は…」に書いた、野村仁さんの「ムーン・スコア(月の楽譜)」も展示されており(それに基づく曲も流されていました)、個人的には「ここで出逢えるとはなぁ♪」という感がありました。

 美術館のあるビルは、市役所と一緒になっています。ここに、昭和2年、川崎銀行千葉支店として建てられた(のちに三菱銀行千葉支店となり、その後は千葉市が所有し、市民センターとして平成2年まで使われていたそうです)、さや堂ホールというのがあります。

 ネオ・ルネサンス様式を持つ建物だそうです。円柱の大理石や壁の柱の装飾、床のモザイクタイル、2階の回廊のブロンズの手摺り、格子のはまった二重窓などなど、見ていてなかなか嬉しかったです。

 さて。千葉市科学館は今年10月20日にオープンしたばかりの施設です。こういうところに目がない、理科好き人間の私としては、嗅ぎつけるとつい行きたくなってしまうわけで。(笑)
 
 常設展示とプラネタリウムを見てきました。
 科学館はキボールというビルのなかにあります。エレベーターで上がった7階にエントランスとプラネタリウムがあり、8階から10階が常設展示の階になっています。この展示はかなり楽しいものでした。大人も子どもも楽しめます。肩が凝らずに、科学の不思議・面白さを味わえる、という感じです。時間の関係で、8階の「ワンダーゾーン」しか覗けなかったんですが、9階・10階のフロアもきっと楽しい展示だったろうと思います。また機会があったらぜひに行って、遊びたいものです。

 プラネタリウムのプログラムは「星空散歩」。当日の星空&ふたご座流星群の話でした。(ちょうど時期だからね) 私は、寒さでいくじなく夜空を見ることもなかったけれど、たぶん例年のようにたくさん飛んでたでしょうね。
 (近ごろ天気予報などで、流星群がよく話題にされるようになった気がしますが、なんでだろう? 流星群はむかしっから飛んでるのだけど。最近とくに、って気がするので。しし座流星群以来、流星群そのものも少しメジャーな存在になった、ってこと?)

 ミュージアム・ショップは科学グッズがたくさん。子どものお客さんが多いってこともあるせいか、けっこう価格もお手ごろ感があったので。ちょっといろいろ買ってしまいました。^^;

 近くに住んでいるのだったら科学館のメンバーズ・カードも作っちゃったかもねぇ。(笑)

 帰りの総武線の車窓から見えたバーミリオンの太陽がきれいでした。冬の太陽のひかり、でした。少し離れたところには五日月も見えていて。稲毛あたりを通過中のことです。
 そうね、いつか稲毛も歩きたいね。民間航空記念館や神谷伝兵衛さんの別荘もあるし。 

 地元の駅を降りたら、地面がかなり濡れていてちょっとびっくり。えーいつ雨降ったの?!と。列車に乗っているあいだ、雨が降ったことにはまるで気がつかなかったので。
 澄んだ空には傾きかけた月が白い光を放っていました。
 東の空にはふたご座も昇ってきていました。ふたご座には火星がいます。その赤さが目立ちます。いま地球に近づきつつあって、12月19日には最も地球に接近します。

 また楽しいおさんぽができてよかったです。

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