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本・音楽・映画など

KIRINJI 「11」

11(初回限定盤)(DVD付)11(初回限定盤)(DVD付)
(2014/08/06)
KIRINJI

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 メイン・ヴォーカルだった泰行さんが抜けて、キリンジがKIRINJIになって。新生KIRINJIは男女混合6人バンドとして船出。
 いままでは半分は泰行さんの曲だったけど、こんどのKIRINJIでは高樹さんが全部の曲を書いていて、その面ではますます高樹ワールド色濃いバンドにはなったのかとも思います。けれども、ひとりユニットにゲスト・ミュージシャンが参加するという形式ではないので、やっぱり6人のカラーが色彩豊かに混じりあったバンドという印象でしょうか。
 いきなり大所帯になり、女性が二人も加わって。
 歳の差バンドになりましたね~。それもまたステキ。いちばん若い弓木さんといちばん年長の田村さんとは30歳以上の差?!これまであんまりそういうバンドはなかったような。でも音楽って、べつに年齢や性別で聴くものでもないし。
 
 泰行さんのように声が前面に立つヴォーカリストはいない感もありますが、その代わりというか、混声バンドならではのコーラスが楽しい。新しいKIRINJIにはコーラス・バンドの側面もあるんだと感じました。

 アルバムタイトルに合わせて、かな、曲も11作品。

 1曲目「進水式」…まさに新生KIRINJIのことも歌っているような。「必ず生きて還ろう」。最後のこのフレーズが印象的。冒険の旅なのかもしれないけれど。もちろん、生きて還れるでしょう。
 桐生映画祭出品作品の短編映画「ひもかわラプソディ」の主題歌にもなっているそうです。桐生名物のひもかわ、ね。

 2曲目「だれかさんとだれかさんが」…むかしの理科室好き(それはわたしです)には嬉しくなるような曲。「バラ科の果物ってなあんだ」。う~ん、イチゴ!かな。「アルコールランプの青い炎を かこんで話そう 日が暮れるまで」。アルコールランプは、いまの学校では使われなくなってるらしいですけどね。実験用コンロなんだって、いまは。でもアルコールランプのほうが好き。

 3曲目「雲呑ガール」…「花園神社で会って引っかけた」。新宿のあの神社ですか~。何度か散歩したことあるな。「兄いと舎弟 揃いも揃ってラング・ド・シャ」。ここ笑っちゃいました。ラング・ド・シャは、フランスのうす焼き菓子のことだけど、つまりは“猫舌”(直訳)ってことね。このアルバムのベスト・トラックと感じました。

 4曲目「fugitive」…“逃亡者”ですね。キーボードのコトリンゴさんがリード・ヴォーカル担当。メロディも詞もそこはかとなく怪しい。高樹さんが歌うのとは違った怪しさが魅力。でも哀しい歌でもありますね。ソロでも活動してもいるコトリンゴさんがKIRINJIに加わることになった経緯も知りたいものですが。

 5曲目「ONNA DARAKE!!」…ドラムの楠均さんがリード・ヴォーカル。わたしも同じこと思ったことあるあると思った歌。仕事のあるウィーク・デイじゃなくても、男の人の姿を見かけないなぁと思うことがしばしばあったので。歌詞にもあるけど、映画館ってたいてい水曜日がレディス・デイなんでしょうか。楠さんの名前はいろんなミュージシャンのアルバムで見てた気がしたけど、KIRINJI正式メンバーになるとは。嬉しいものです。(ステージでのサポート・メンバーでもありましたけどね)

 6曲目「シーサイド・シークェンス」…わたしは知らなかったのですが、旧キリンジのアルバム未収録だった曲の新ヴァージョンとか。“人喰いマーメイドとの死闘編”とサブタイトルされてます。疾走ソング。「都市鉱山」のときとはまた違った、高樹さんのヴォーカルが怪しさ満載。プレスリー入ってる?!

 7曲目「狐の嫁入り」…フェンダー・ローズ(ピアノ)がメインのインストルメンタル。和の感じもあるかな。しっとりと天気雨の絵が見えるよう。

 8曲目「虹を創ろう」…子どもがテーマの曲は最近の旧キリンジのアルバムにもいくつかありました。高樹さんもお父さんですし。

 9曲目「ジャメヴ・デジャヴ」…“未視感と既視感”ですか。過去に経験があるのに初めて、と感じてしまうのが未視感。その逆に、初めてなのにこれは知ってる、と感じてしまうのが既視感ですが…。そういう歌なのかなぁ。

 10曲目「クリスマスソングを何か」…弓木絵梨乃さんがリード・ヴォーカル。ライブの映像では、立ち位置が以前の泰行さんのポジション。ギター担当だからってこともあるかな。にこやかにエレクトリック・ギターを弾いて、可愛らしさとカッコよさが同居してます。彼女はバイオリンも弾くのですね。

 11曲目「心晴れ晴れ」…自由がテーマ。むかしのキリンジ(高樹さん)だったら、こんなにストレートな歌詞は書かなかったのかな、ともすこし思いましたが、これはこれで清々しいです。メロディもわかりやすくシンプル。

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