星と自転車

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本・音楽・映画など

植田正治&少年文庫

 朝刊の番組欄には「佐野元春世界的写真家訪ね鳥取」としか書いてなかった。でもすぐに、これは植田正治さんのことだなと思ったので、いつもなら「題名のない音楽会」へチャンネルを合わせるところをEテレに。
 ミュージシャンの佐野元春さんが植田さんの写真美術館を訪ねる旅でした。行ってみたいけど、鳥取遠いなぁ~。

 なんでこの人の作品に惹かれるんだろうな?
 弓ヶ浜を舞台に奥さんや子供たちをモデルに演出された作品は、写真なのにどこか絵画のようで。シュールな感覚もあり。あらためて見ると、なんとなくマグリットやポール・デルボーの絵にも似て、それらに一脈通ずるような雰囲気もあるなぁと。

 植田さんの出身地の鳥取県境港は、先ごろ亡くなった漫画家、水木しげるさんの故郷でもありますね。

 植田さんと言えば、思い出すのは遊佐未森さんの「アカシア」のアルバム・ジャケット。および歌詞のパンフレット写真。
 “植田調”と呼ばれる作風がそこにも見て取れて。CDじゃなく、むかしのレコード盤のサイズで見たかったな~。
 曲も、スピッツの草野マサムネさんの作品を取り上げてたり。なかなか意欲作です。

遊佐未森アカシア

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 最近、どういう風の吹きだまり(と、キノの相棒のモトラド、エルメスなら言うだろな)…もとい、風の吹きまわしか、子どもの頃読んだ児童文学作品を無性に読み返したい気持ちが起きてます。

 たとえば、アストリッド・リンドグレーンの「名探偵カッレくん」とか。

 リンドグレーンと言えば、「長靴下のピッピ」がいちばん有名だと思うけど、わたしにはやっぱり「カッレくん」なのだなぁ。映画にもなった「やかまし村」シリーズや「ロッタちゃん」シリーズも好きですが。
 そうそう、最近NHK-BSで放送していたアニメ「山賊の娘ローニャ」(いまはジブリを離れている、宮崎駿監督のご子息、宮崎吾朗氏が監督してました)も原作はリンドグレーンだったわ、たしか。
 
 ケストナーの「飛ぶ教室」とか、フィリッパ・ピアスの「トムは真夜中の庭で」とか、カニズバーグの「クローディアの秘密」(NHK「みんなのうた」のなかでも超有名な大貫妙子さんの「メトロポリタン美術館(ミュージアム)」の元になったのはこのお話だという説も)」とか。


(そこでついでに思い出すのが「魔法使いキャットウィーズル」。NHKの少年ドラマ・シリーズの外国ドラマ版という感じでしたけど。あのドラマは好きだったなぁ~。過去からやってきた魔法使いと知り合った少年とのお話がまさにイギリスっぽくて。クラスの友だちにも好きな人がいて、いつも彼女と盛り上がっていたっけ。最近はその手の少年ドラマなどトンと放送してないなぁ)

 そういう子ども時代に味わった、または味わいたかった少年少女の物語にどっぷりと浸りたい気持ちがなぜか強くなっているのです。

 で、そんなわたしが最近、図書館で見つけた本。
 わたしが子どもの頃の岩波少年文庫にはたぶん入っていなかった作品、です。これがなかなか面白かったんで。

七つのわかれ道

 トンケ・ドラフトさんというオランダの女性作家(わたしは初め男性作家だと思ってた)の「七つのわかれ道の秘密」という作品。

 主人公は小学校で教えている若い男の先生。ある嵐の夜、先生は一通の手紙を受けとります。それは、出した覚えのない手紙への返信で、しかも差出人は不明。手紙の謎をさぐるうち、先生は、伯爵家の宝をめぐる奇妙な冒険に巻きこまれていきます。
 謎が謎を呼ぶ物語で、子どもの頃、時を忘れて本を読みふけったあの頃の気持ちをひさびさに思い出させてくれるようなお話でした。
 (「キャットウィーズル」のようなドラマ仕立てにしたら、きっと面白いものになると思うな)
 
 いかにもオランダの小説らしいと思うのはね、主人公の先生が足を痛めたとき以外はいつも自転車に乗っているところ。さすが自転車王国オランダの物語でした。

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