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本・音楽・映画など

Comin' Soon ~大貫妙子

 1月までEテレでシリーズ3期目が放送されていた「亀田音楽専門学校」(わたしは番組を見ることができなかったんだけれど)の、亀田校長(音楽プロデューサー、元・東京事変ベーシスト)は、かつて大貫妙子さんの追っかけ的ファンだったそう。
 結婚の妄想まで膨らませていたらしい。(笑)
 (まったく関係ないけれど、ちょっと前にはカップラーメンのCMにも出てましたね)

 亀田校長のエピソードから、そうだ、ひさびさに大貫さんを聴いてみようと思いたち。
 で、この「カミング・スーン」というアルバムです。

 おそらく自身もむかしから童話や児童文学が好きだったのだろうと思われる彼女が、90年代初めに発表したアルバム。
 大人っぽい歌ももちろん歌う(というか、それが大半の)大貫さんですが、オリジナル・アルバムとはべつに出た企画もの。
 アリスやピーターラビット、くまのプーさん…そんな世界を題材にしながらも、ことさらメルヘンを強調するようなところのない曲作りなので、大人が聴いてもきっと好きになるそんな1枚。

 通常のアルバムのなかですでに発表されていた曲も5曲ほどあり、つまりオリジナル・アルバムのなかでもときどきこんな作風の曲は歌われていたので、大貫さんファンにはこのアルバムへの違和感はとくになかったでしょう。

 アルバム・ジャケットも可愛くて。子どもの描いた絵と思われるイラストに添えられた単語はフランス語。大貫さんの抱えているギターがフェンダーの伝説的?なギターだったりして、さりげなくオシャレカッコいい。




 曲ごとに短いポイント解説(というほどでもないが)をしてみましょう。
 全部聴いてもらうと楽しいのだけれど、どれか気になったものだけでも聴いてみてください。

 1.Alice … もちろん、題材は「ふしぎの国のアリス」。「アリス」は、オックスフォード大学の数学者だったルイス・キャロルの原作。子どもだった後藤久美子さんが出演したビデオに使われていたらしい。
 2.ピーターラビットとわたし… 「クリシェ」というアルバムのなかにあった曲。バックコーラスにEPOが参加。「ピーターラビット」はイギリスのビアトリクス・ポターの原作。
 3.ロボット・マーチ… フランスのSF「未来のイヴ」(原作ヴィリエ・ド・リラダン)がモチーフ? 歌詞に「リラダン博士」が登場するからね。ちょっとポンコツなロボットの感じがほほえましい。
 4.メトロポリタン美術館(ミュージアム)… NHK「みんなのうた」で流れた曲。いまでもときどき放送されることがある超ロングセラー・ナンバー。
 5.MOMO … ドイツの作家ミヒャエル・エンデの「モモ」が題材かな。歌詞に出てくる「ホリー」は、「ティファニーで朝食を」の女性主人公?(演じていたのはオードリー・ヘップバーン)
 6.森のクリスマス … 以前、でかけた洗足学園のFUYUON(冬の音楽祭)で、大貫さんがこれを歌ってくれたのが嬉しかった。アレンジはビバルディの「四季~冬」を意識したのかな?
 7.テディ・ベア … アルバム「シーニュ」より。歌詞に「プー横町」と出てきます。「くまのプーさん」はもちろん、イギリスのA・A・ミルン原作の有名児童文学。
 8.チェッカーくん … 一部フランス語で歌われているので、フランスの童話?(もしやアニメ?)が題材なのかな。
 9.お天気いい日 … 羽仁未央さんが監督したドキュメンタリー映画のサントラ盤?「アフリカ動物パズル」に収録。この曲を聴くと、退屈な午後の街に“あまい焦げ目”を探しにお散歩に行きたくなる。(笑)
10.地下鉄のザジ … フランスのスラプスティック・コメディ映画「地下鉄のザジ」が題材。(原作はレイモン・クノー) 原田知世さんのために書いた曲をセルフ・カヴァーしたもの。
11.タンタンの冒険 … ベルギーのコミック作家、エルジェの「タンタンの冒険」が題材。このアルバムのとアレンジは違うけど、ホンダの車のCMでも使われました。
12.Comin' Soon … アルバムタイトル曲。「Small Days in a Big World」の副題がついてます。全編英語詞。拙いながら、これを訳してみました。


帽子のなかから パパは取りだしてくれたもの
願いや夢を それはいつもほんとうになったわ
このステキなおおきな世界のなかの わたしみたいにちいさな女の子には
パパの帽子は魔法の帽子だったのだろうな

ああ そして わたしたちは数えたものよ
この頭上に広がる空でいきいきと輝いている星のぜんぶを
それに 木々は話しかけてくれたし 釣鐘草は揺れていて
そのときわたしはしあわせだったってわかるの

「おまえの小さな手とパパの手をつなごう」
わたしはいつもこころから瞳に笑みを浮かべてた
ここで 時が時を忘れていた場所で そこは天国


わたしたちは丘のてっぺんに腰かけて
太陽からこぼれる金の林檎を食べたもの
みんなが行き過ぎていくのを眺めたもの
そしてさよならと手を振ったもの
ほんとうに夢見る人たちならもっといっそう楽しくなれる
ただ目を閉じさえすればいいってときを知っているから
みんなが帆を揚げて遠ざかって行くのを眺めては
またねと手を振るの

「ちいさな願いを叶えよう」
その日はもうすぐやってくる
ここに 時が時を忘れている場所に そこは天国

*くりかえし

 こなれた訳にはなかなかできないものですが…。

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