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さんぽ・たび

小さな骨の動物園

 昨日は4ヶ月ぶりの病院の日。
 でも病院へ向かう前にちょっと寄り道をしました。京橋のINAXギャラリーで来週いっぱいまで開かれている「小さな骨の動物園」展。これ、前から見たいと思っていたので。

 診察は午後だけだとしても病院行きの日はほとんどまるまる1日つぶれるに決まっていて。それならわざわざ東京へ出るのに病院だけじゃもったいない、ついでどこか美術館や博物館にでも寄れればいいのに、といつも思ってました。でも病院通いは毎回月曜日。美術館などは月曜休みが多いので、寄るに寄れず…ということが多く。
 今回はたまたまのチャンス。ちょうど夏休み中で、いつもなら土・日だけ有効のJRの割引切符が平日でも使えたし。これもちょっとだけおトク。

 久しぶりの東京駅。八重洲南口で降りました。八重洲口に出ることってめったにないのですが。このあたりはただいま大規模工事中。東京駅の復元工事って、もう始まってるんだったかな?
 駅前にハイウェイバスの乗り場があります。つくば行きのバスがあるのは知ってましたが、ここに、(友部駅経由)笠間稲荷行きのバスがあるのは、初めて知りました。

 外堀通りを南へ。八重洲ブックセンターの少し先、常陽銀行前の横断歩道を渡り。
 東京でわが地元の銀行の看板を目にするっていうのも、なんとはなしにちょっとだけ可笑しな感じ?かな。まぁともかく。
 そこは鍛冶橋通り。この道沿いに、もうひとつ寄りたい場所がありました。でもあいにくきのうときょうはお休み。う~ん残念。(HPであらかじめ確認していたので、休みだってことは知ってたのですが…)
 明治製菓の本社ビル1階にある100% Chocolate Cafe。昨年12月にオープンしたここは、365日、毎日違ったチョコレートを楽しむこともできるカフェ。チョコレート好きにはおすすめです。

 INAXギャラリーは、そこからほど近く。銀座中央通り沿い。

 さて、「骨の動物園」です。

 まずは2体のツルの骨格標本に出迎えられました。これがとてもきれいな骨標本でした。ひと言で言うなら、優雅で繊細。さらに、可愛らしいちいさな尾てい骨があるのにもちょっと意外な気がして。鳥にも尾てい骨があるんだなぁ~と。
 いやべつに不思議ではないことでしょうが、鳥と尾てい骨って、なんとなく私のなかでは結びついていなかったのですね。しっかりと尾の目立つほかの動物と違って。

 鳥の骨標本を見ると、翼の骨と胸骨がとくに発達しているのがわかります。でもキーウィのように、飛ぶことをやめてしまった鳥は、翼の骨も、申し訳程度についている感じで、気の毒なくらい小さくて。胸骨も同様なのでした。
 それに比べると、南半球から北半球にまで旅をして渡ってくるミズナギドリの胸骨などは、とてもたくましい。こうでないと、何千キロもの距離は飛べないんだろうな~。




 繊細と言えば、大きなアミメニシキヘビの骨もきれいでした。思わず見とれるくらい。
 骨のことなんて、普段はまるで意識しないで暮らしているけれど、ヒトも動物たちも、内側にこんなに美しくて、繊細な、骨格を持って暮らしているのだなぁというのが、新たな発見でもあり、不思議な驚きでした。

 シカやオリックス、バーバリーシープなどの、立派なツノの骨格標本も。オス同士がこれで突き合うのをTVで見たことが。闘いに使うくらいだから。たしかになかなか頑丈そう。
 興味深かったのはキリンの頭蓋骨。段ボール構造というか、ちょうど段ボールのなかのように骨が中空になっています。ネッキング(オス同士が首をぶつけ合って争う行動)する際に、頭に損傷を受けるのを防ぐ構造らしいです。

 ネコとトラの頭蓋骨が並んで展示されていました。違うのはほとんど大きさだけ。頭のかたちや、目の位置、歯の並び具合など、頭蓋骨だけを比べてみると、ネコはトラそのものなんだなぁという、これもあらためて再認識。

 魚の骨のコーナーでは、青い色の骨を持つ魚。口ではなくて喉に歯のある魚(おもにコイの仲間)、タイのタイ(魚のなかにある、魚のようなかたちをした骨)…。ウニのまあるいかたちも、骨の丸さだったのね~などと、いろいろ楽しい発見がありました。

 どんな動物でも歯は白いのかと思えば、リスなどのそれは赤茶色をしていて。鉄分を含んでいるかららしいのだけど、それが歯の補強材になっていて、だからクルミのように堅い木の実も食べられるってわけ。なるほどな~。

 会場のTVで映されていた2本のビデオ。どちらも5分程度の短いものでしたが、これもちょっと面白かったです。ビデオはこの展覧会用ブックレットの執筆者のひとりでもあるエッセイスト盛口満氏によるもののようでした。

 1本は「自由の森学園」編。ここの理科室の紹介。盛口氏のかつての職場だった学校のよう。
 以前は生物準備室と呼ばれていた部屋が、いつしか“骨部屋”と呼ばれるようになっていて。それもそのはず、棚にはずらりと動物の頭蓋骨、床には段ボールに入った標本、机の上にはビーカーに入ったいくつもの作りかけ?の骨標本やらが所狭しと並び、部屋の天井からも大きな骨格標本がぶら下がっています。
 画面のなかで、ふと一瞬「ん?」と思ったのは、ガラス戸棚に1枚貼り付けてあった、谷川俊太郎さんの詩。数秒しか映らなかったので、よくわかりませんでしたが、何の詩だったのか、ちょっと気になります。

 もう1本のビデオは、グルクン(沖縄の魚?)の「骨標本の作り方」。
 頭をブツッと包丁で切って、まずは大まかに肉片を取り、容器に入れて、パイプ洗浄剤を半分ほど注いで、水で薄め、待つこと30分ほど。時間が短いときれいに肉が剥がれないし、長すぎると骨まで解けてしまう。なので、様子を見ながら。(洗浄剤をどれくらい注ぐかや、どれくらいの水で薄めるか、どれくらい魚をそれに浸しておくか、などは、勘と経験、だそうで。そこで外野からふと笑い声が漏れてました)
 しかし、パイプ洗浄剤でこんなことができるなんて、知らなかったです。(入れ歯洗浄剤でもいいみたいです)
 私としては、またまたいつもの?理科心がうずいてしまい、やってみようかしら、なんて思いそうになり。(アブナイ?です 笑)

-2 Comments

ラビー says..."うにゃ~ん♪"
行ってみたい!
すっごい楽しそうなイベントだ~。
ワクワク。

・・・え?
最終日しかないじゃないか~
見に行けたら、楽しそうだなぁ。

nonaさんは、こういうのどうやってみつけるんだろう?っと、いつも思うんですよぉ~。
アンテナが、あたしのとは違うのね(うふふ
2006.08.12 10:09 | URL | #c/Xu0szY [edit]
nona says..."骨たちがお出迎え(^^)"
ラビーさんもこういうの興味ありますか♪
行ってみたい!って言っていただけて嬉しいな。
小さな展示会ですが、
けっこうお客さんはいましたよ。
幅広い年代の人が来てました。
INAXギャラリーには以前、
「海の漂流物」の展示のときも行ったのですが。
これも楽しかったです。
2006.08.12 22:40 | URL | #7sTHE0tk [edit]

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