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さんぽ・たび

世界ふれあい街歩き

 これだけは欠かさず見る!というTV番組がいまはほとんど無い私。そんな私が、これだけはほんとうに毎週楽しみな番組が、最近ひとつ、できました。
 それが、この「世界ふれあい街歩き」。私は水曜日の深夜(木曜日午前0時~)NHK総合で放送されているのを見ていますが、総合テレビで放送されるようになったのはたぶん最近で、以前はハイビジョンとBS-2だけで放送していたのではないかと思います。
 衛星放送でやっているのは以前から知ってたのですが、ただ番組を見たことはなくて。(放送時間が私の視聴時間帯と合わなかったため)
 総合で放送されているのを知ったのも、あるときザッピングしていて偶然に、でした。

 普通の旅番組だと、タレントさんなどが案内人となって街の見どころをガイドする、みたいなパターンが多い、というか、それがほとんどだと思います。が、この番組はそこがちょっと違う。
 案内人は表立っては出てきません。歩くのはカメラ。カメラの視線。ほんとうに散策という感じで、クルマなどに乗ってではなく、あくまで徒歩での移動です。なので、ほとんど自分自身の目の高さで街を歩いているような感覚。
 それも名所旧跡を訪ねて、というよりは、かなり行き当たりばったりな散歩。気が向いた路地があれば入っていって、気になるお店があればちょっと覗いて、おや?と惹かれたひとにはとりあえず声をかけてみる。そんな好奇心の赴くままなお散歩です。この方法がかなり楽しい。

 ナレーター(これは毎回変わります)の語りも、ガイド口調ではなく、気の惹かれたものに対して「あれは何なんでしょうねぇ?」とか、「いったいこのおじさん、どこへ行くんでしょう?」みたいな調子です。普段じぶんがお散歩しながら、心のなかで、ときには思わず口に出して言っているようなセリフ、というかお喋りそのままみたいなので、ここがさらに親近感の湧くポイントです。

 旅番組というより、これはまさに気ままな“お散歩”番組。

 昨夜のお散歩地は、中国の麗江でした。雲南省の高原地帯、2400メートルという標高にある、少数民族ナシ族の古い都です。
 細い路地が縦横無尽に入り組んでいる石畳の街。お散歩するにはかなり楽しそうな街。

 水路が続く街を歩いていると、向こうから子どもたちが坂を下ってくる。あの子たちはなんだろう? 小学生かな? あちらに学校があるのかな? 
 カメラは行ってほしいなと思うほうへ行ってくれる。で、道の奥へ進んでいくと、果たして学校が。校門のそばで子どもたちの群れが屋台を囲んでいます。それぞれ手にした紙コップのような容器にはなにやらゼリーのようなものが入っていて、子どもたちは思い思いにそのうえに台からトッピングをすくってはかけている。
 あれって、もしや愛玉子(オーギョーチー)では?!と、とっさに私は思ってしまったのですが。中身の詳細については追求が無かったのでたしかなことはわかりません。

 校門を入った学校のなかにも屋台が。麺?の入った容器とフランクフルトのようなものを持った女の子。唐辛子ソースをた~~ぷりとそのフランクフルトにかけること。辛いの大好きな子なんですね、きっと。

 空の色とおんなじ青い服に身を包んだおばあちゃんたちが木陰でお喋り。空の色はナシ族の色なのだとか。こういうふうに集まってお喋りするおばあちゃんたちって、どこの街にもいるみたいです。
 
 麗江は水路がたくさん走る街。飲料用・野菜洗い用・洗濯用と分かれた、3つの目を持つ井戸、三眼井があちこちに。日本にもこれと似たような施設のある街あったんじゃないかなぁ、と思ったり。

 ナシ族の古い琵琶を持って歩いているおじさんに出会い、ついて行くと、とあるお寺に、同様にいろいろな古楽器を持って集まったおじさんのお仲間が。でも、おじさんたら、「おまえ遅刻だよ」なんて言われてる。
 年代もさまざまな男の人たちが全部で12人。古楽器を演奏するのが好きな人たちの集まりなんでしょう。時々こうして集まってはナシ族の民族音楽を演奏して楽しんでいるようです。
 まるでおじさん版十二楽坊だなと思ったら、桂文珍さんのナレーションも「中年十二楽坊といったところですな」。やっぱり思うことはおんなじだ。(笑)
 なかにひとり、月琴のような弦楽器を弾いているひとがいて、思わず目が行ってしまいました。あれはたぶん、月琴だったんじゃないかな~。

 路地を巡りめぐって、萬古楼(ワンコーロー)という立派な塔のある山にも登り。ここは麗江の街を一望に見下ろせる絶景ポイント。鳥かごを持った人たちが集まり、それぞれの鳥自慢をしたり体操をしたり、ひとびとの憩いの場所なんですね。

 前回のベルリン編のときは見ている途中で寝てしまってましたが。(つまらなかったからじゃなくて、そのときは単に眠気に勝てなかったからです) その前の、ハバナ編では、気高いホームレス、“パリの紳士”の話が印象的でした。もう亡くなったひとなのですが、街では彼の銅像まで建てて、いまだに敬意を払い、みんなが彼を愛している。彼についての歌まで作られていて、みんながそれを口づさんでいる。なかなかいい歌だったし、なかなかいいお話だったな~と。

 この番組、私はまだ数回しか見てませんが、それぞれに印象深いお散歩を味わえました。知らない国、知らない都市なのに、見終わったあとには毎回、まるで自分がそこへ行ってお散歩してきたかのような充実感さえ感じます。

 お散歩好きな方ならぜひ。お勧めです。

 番組サイトはこちら

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