星と自転車

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本・音楽・映画など

5月に読んだ本

5月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1574ページ

とりぱん 1 (1)とりぱん 1 (1)
読了日:05月31日 著者:とりの なん子
カルトローレカルトローレ
読了日:05月28日 著者:長野 まゆみ
ぼくらの先生!ぼくらの先生!
読了日:05月20日 著者:はやみね かおる
きみの友だちきみの友だち
読了日:05月13日 著者:重松 清
緑の模様画 (福音館創作童話シリーズ)緑の模様画 (福音館創作童話シリーズ)
読了日:05月10日 著者:高楼 方子
群青の空に薄荷の匂い―焼菓子の後に (ピュアフル文庫 い 1-2)群青の空に薄荷の匂い―焼菓子の後に (ピュアフル文庫 い 1-2)
読了日:05月02日 著者:石井 睦美
大きな木のような人 (講談社の創作絵本シリーズ)大きな木のような人 (講談社の創作絵本シリーズ)
読了日:05月02日 著者:いせ ひでこ

読書メーター


 こうしてみると、5月はいつになく読めたんだなぁ。
 読書日数25日。読書数7冊。(ほとんど図書館で借りた本) おぉ!(自分で感動してしまう。耳鳴りを患って以来ほぼ8年、こんなに続けて読めたことなかったから)
 なんで読めたかというと、やはり耳鳴りの具合のせいです。とくに5月後半から、耳鳴りが、消えはしていないものの、なんとかTCI(耳鳴り治療器)もつけずにいられる状態のことが多かったから。
 身体は正直です。


 「大きな木のような人」― 絵を描く少女さえらと一緒に緑のなかを散歩させてもらったような気分になりました。緑がいっぱいの絵本。雨の日のページもいいなぁ。パリには樹齢400年のアカシアの樹があるそうです。その樹の絵もこのなかにあります。いせひでこさん自身の観察と発見が昇華されてこの絵本になったのでしょう。「ルリユールおじさん」のソフィーがいる♪と、嬉しくなりました。そうか、彼女はやっぱり植物の研究者になったんだね。

 「群青の空に薄荷の匂い」― 石井睦美さんの「レモンドロップス」という小説が好きでした。その作品と同じくこれも高校生の女の子の日常の物語。
 劇的なことが起こるわけではありません。誰にでもありそうな、普通の日々の物語。でも、“普通”って? 普通の日々はきっと“交換不可能なとくべつな日々”でもある。
 主人公の亜矢がよく散歩するのも親近感が湧きます。何気ないなかに、印象的なイメージやフレーズがちりばめられていて、それがこころに残ります。読後感は爽やか。
 男前の横川、ちょっぴり“天然”の華ちゃん、中学校からの友だちの菜穂、そして亜矢。それぞれ個性もみな違うのに仲良しな女の子たちっていいな。自分が高校生だった頃のことを思い出しました。

 「緑の模様画」― こちらも仲良しな女の子たちの物語。いじめ合ったり、いがみ合ったりする女の子たちの話より、仲のよい女の子たちの話のほうがずっと清々しくて好き。四つ葉のクローバーよりシャムロック(三つ葉のクローバー)というのがそれを象徴しているような。
 彼女たちにひとりの老人が絡んできます。その重要な接点となるのが「小公女」― 「A Little Princess」。その物語の主人公セーラは、お金持ちの娘ではあるけれどほんとにプリンセスであるわけではありません。でもこれは気高さのメタファ。
 「自分を過小評価するな」というのも繰り返されるメッセージ。いろいろなところに幻影のように現れる青年が登場し、不思議な雰囲気を持つ小説。同じ作者の「十一月の扉」という物語も好きでした。

 「きみの友だち」― “友だち”ってなに? “友だち”に対するわたしの考え方は、一見ひねくれて見える恵美ちゃんにいちばん近い。恵美ちゃんはある“事件”があってから、「“みんな”を信じないし、頼らない。一人ひとりの子は悪くない。でも、その子が“みんな”の中にいるかぎり、笑顔を向けない。」そういう子になった。
 いつも一緒にいたいと思うのが友だちじゃないの?というハナちゃんに「恵美ちゃんって、冷たいと思う」と言われて恵美ちゃんは言う、「わたしは、一緒にいなくても寂しくない相手のこと、友だちって思うけど」。その言葉の意味が、ハナちゃんにはわからなかっただろうね。

 「ぼくらの先生!」― 著者のはやみねさんは元学校の先生だったそうですが、その体験が色濃く反映しているのでしょうか。はやみねさんはまだ40代だと思われますが、このお話の主人公は定年退職した先生。過去に思いをはせて語る先生の、学校で起こったちょっとしたミステリーの数々。お茶目で可愛らしい奥さんとのやりとりが“事件”を解決に導きます。ふたりのやりとりがほほえましく、こんな夫婦っていいなぁと思わせられます。

 「カルトローレ」― 長野さんの作品としては異色作だと思います。SF? ファンタジー? 過去の長野作品にはSFもファンタジーもあるけれど、それらとはまたすこし毛色の違う手触りの物語。わたしとしては好きな世界でした。装丁が素敵。と思ったら、勝本みつるさんのアッサンブラージュ(立体コラージュ)だったんだ。納得。

 「とりぱん」― 動物モノやペットモノっていうのはあったけど野鳥漫画、というのはこれが初めてじゃない? ユーモアと叙情性がいやみなく同居しているのがこの作者の持ち味かな。庭にアオゲラが来るなんていい環境にお住まいなんだなと思う。それにしてもアオゲラポンちゃんの目はわたしにはコワイな。^^; 第20羽(この漫画では“第20話”とは言わないの)の、“「とって食う」ことばかり考えて 「とって食われる」ことを考えなくなったモノは いつか誰かに退治されてしまう 気がする―。”に、いちばん共感したかも。

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