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「高低差がないと街はつまらない」というタモリさんの発言に、「そうそう、そうなの!」とわたしは思わずTVに向かって喋ってました。(^^ゞ
わたしが東京歩きが好きなのは、坂道が多いってことが大きな要素のひとつにあります。それは間違いないところ。坂があるから東京はオモシロイのだと思っています。(坂道は自転車にとってはかなりの“かたき”ですが)
木曜夜10時からの「ブラタモリ」(NHK総合)がこのごろお気に入り。街歩き好きのわたしがこんな番組を見逃すはずもなく。(といっても、数回見逃していますが 苦笑)
東京の街をピンポイントでテーマにし、タモリさんと久保田アナウンサーが、ゲストの方とともに歩きます。
タモリさんがよく古地図を拡げるのですが、この番組を見るときは、わたしも古地図本を拡げて、一緒に確認しながら見ています。これでさらにお楽しみ度が上がります。
先週は「三田・麻布」の巻。
冒頭に、わたしのお気に入りの坂道、綱坂が登場。もうそれだけで嬉しくなってしまいました。
ここはね、イタリア大使館・慶応大学の裏手にある、静かな坂道なのです。そういえば、表通りから大使館や慶応大を見たことって、わたしはまだないや。(笑)
イタリア大使館のお庭があんなに美しい日本庭園だとは知りませんでした。
古地図に描かれた道と現在ある道とが、そのまままったく変わっていないことにも驚き、それをもとに“伝説のガマ池”を探して歩いていくのは、じつにスリリングでした。
いまでもあるのかなぁ?と思った“ガマ池”が、ほんとうに現存していて、なおかつそれがかなりの規模で残っていたことに、おおいに感慨を覚えました。
「上野」の回も面白かったな。
不忍池の周囲が競馬場だったことは知っていましたが、上野が一大テーマパークのような場所だったり、寛永寺があんなふうに広大だったのは知らなかったですし(これも古地図で確認するとしっかり載っておりました)、ワクワク度がほんとに高い番組です。
ただ、同じ時間帯にBS-hiで「世界ふれあい街歩き」があり、それとかち合ってしまうのがちょっと残念、なのですが。
春までに15回ほど放送があるらしいです。でも15回と言わず、もっとやってほしいなぁ。
エンディングテーマの「MAP」は井上陽水さんのこの番組のための書き下ろしだそうですが、これもなかなかステキな曲です。